忠誠:チャイルド・オブ・プライマス
「抑制されぬ力こそ神の力へ至る真の道なのです」
記録
サンストームの最初の製造が行なわれたのは、サイバートロン星の主要工業地域の一つで反乱が荒れ狂っていた時代の事であった。近くの変電所における暴動の結果、サンストームのモデルタイプの組み立てラインに伴う品質管理が阻害され、電磁的な異常の寄生主が彼個人の設計に忍び寄っていた。この異常はサンストームの基礎核融合炉に連続的、段階的な影響をもたらし、仲間のディセプティコンよりもはるかに優れた、そしてはるかに危険なレベルのパワーを操る事が出来るようになった。その結果、サンストームは自らの上部構造から発せられるエネルギー放射が周囲のシステムに深刻なダメージを与えないよう制御するのに、ほとんど絶え間なく苦しめられる事となる。
サンストームの独特の状態は、自分の強さと能力は何らかの神秘的な起源からもたらされであり、無限の可能性を持つパワーは超自然的な天賦の才のしるしであるという狂信を彼の中に育てた。仲間のディセプティコンにとっては無意味な戯言にしか聞こえないとりとめのない主張を彼はよく行うが、こうした暴発は実際のところ非常に恐れられており、サンストームは自分が事実、生きた神である事をほぼ確信している。
武器/能力
ビークルモードにおいて、サンストームの大気圏内最高速度はマッハ2.0を下回るものに過ぎないが、時速15,000kmを超えて恒星間速度に到達する事が可能である。実際のところ、彼のパワーコアの未試験の能力に基づいた場合、事実上計測不能な速度で宇宙航行を行う事も可能なのである。ロボットモードでは、高速で射出物を撃ち出し、殆どのタイプの高度なサイバートロニアンの装甲を貫通させる事が可能な2つのマスドライバーキャノンを使用する。ジェットモードでは2基の熱追跡ミサイルランチャーを装備している。サンストームが自らの反応炉心の完全制御を維持できている場合、それを使って恐ろしく強力な電磁放射バーストを作り出す事が可能である。
弱点
サンストームの特異な振る舞いに加え、ただ存在しているだけでチームメイトに与える可能性のある有害な影響のため、彼はたびたび重要な作戦から外される。ジェットモードにおいて、彼が熱追跡ミサイルを使用する事は滅多にない。その理由は、標的がミサイルの範囲から逃れた場合、ミサイルが反転して彼自身の実体ある熱反応に狙いを定めてしまう事がよくあるためである。
体力:6
知力:6
速度:9
耐久力:7
地位:5
勇気:8
火力:9
技能:7