絵柄としては、DW版よりはアメコミ〜な感じが強いので、好みは分かれるかも知れません。
ただし、どちらかと言えば静止画を切り取った感じのコマが多いDW版と比べて、効果線の多用などでダイナミックな動きを表現しているのは、古い手法ではありますが、結構良い感じだと思います。
地球人側の主人公は、ストリートギャングの少女ベリティと、数年前から目撃されていた巨大ロボットエイリアンの謎を追っていた少年ハンター。
物語は、ベリティがバスの中でセールスマン風の男から小型の携帯コンピューターを盗んだ事から始まり、やがてヒッチハイクで知り合ったハンターと共に、砂漠の中で誰も乗っていない戦闘機に追われます。突如現れた武装した救急車によって戦闘機は撃退されますが、その運転手は口を動かさずに、2人に一緒に来るように要求し・・・という展開でプロローグ編終了。
以前のファーマン氏のインタビューどおりの"Robots in disguise"な展開で、今回ロボットモードが出て来たのは、スタースクリーム(ほとんど影になってますが)のみ。他にサイバトロンではラチェット、デストロンではラナバウト、ラナマック、サンダークラッカーが登場します。
個人的にヒロインはかわいいと思いますので(笑)、とりあえず第1巻も期待しておきましょう。