2005年08月31日

MTMTE:セイバートロン(1)

セイバートロン CYBERTRON
アルファ・ケンタウリの周囲を回るセイバートロン星は、地球近くにある土星(参照:地球)ほどの大きさの、巨大な金属の惑星である。殆ど全てが多様な天然の性質を持った金属鉱石で構成されており、自らのボディをロボットモードから様々な変形モードに変える能力を持った強力な機械生命体種族の故郷である。何千年にわたり二つの有力な勢力、サイバトロンとデストロンが、惑星と残存するエネルゴン(参照:エネルゴン)の支配を賭けて互いに戦争状態にある。

専門的詳細 TECHNICAL SPECIFICATIONS
セイバートロンは、比重の軽い、酸素を主とする大気を有する。これは機械生命体に必要な冷却と同時に、多くの炭素系生命体にも適しているものである。周囲を二つの月が回っている(大きさは地球の月のおよそ半分)。それぞれの月には大気圏があり、その密度によってセイバートロン本体に匹敵するレベルの重力を持つ。かつては豊かな資源があったが、戦争による頻繁な需要のため、セイバートロンの供給はほぼ枯渇したも同然となっていた。このため、惑星が自らをリフォーマットするのに合わせて、住民は強制的に停止状態となり、この時代はグレートシャットダウンとして知られる(参照:グレートシャットダウン)。この時代はレーザーウェーブが再び目覚め、惑星を正常に動く状態に回復させた時点で終わりを迎えた。

セイバートロン内部 CYBERTRON'S INTERIOR
前述のリフォーマットと同様、セイバートロンの内部は、現存する学者の理解が乏しいものである。地表の下は、トンネルと機械の複雑なシステムとなっており、その正確な姿と設計は未だ解明されていない。メガトロン(参照:デストロン)など幾人かは、セイバートロンが移動要塞の一種であり、宇宙の至る所を移動するための惑星規模のエンジンを備えていると考えていた。この考えが正しかったのか、あるいはメガトロンが単に、自分たちの理解可能な方法で、不可思議なる惑星の機能を分類しようとしていただけだったのかは不明である。
posted by シグマ at 21:41| Comment(1) | TrackBack(0) | MORE THAN MEETS THE EYE(G1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
セイバートロンは長くなるので3分割か4分割くらいになる予定。
あと「TECHNICAL SPECIFICATIONS」がどうも「仕様」というより「詳細」といった感じだったので、過去の分も合わせて修正しました。
Posted by シグマ at 2005年08月31日 21:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。