プライマスとオプティマスプライマルによって、マトリクスの彼岸より呼び戻されたデプスチャージは、来たるべきモンスター惑星ユニクロンとの戦いにおける自らの新たなる役割が、今まさに始まったところなのだと知った。長きにわたる宿敵プロトフォームX(ビーストウォーズにおいてはランページと呼ばれる)をついに葬り去り、この真面目で融通の利かない戦士はすぐさま、モンスター惑星そのものの内部にある難民ネットワークを管理し、維持しているキングアトラスの支援に志願した。デプスチャージが仲間に求めているのは完璧、ただそれだけである。完璧に満たないものに対しては彼の目の中で不満を不満をあらわにし、どんな怠惰なオートボットがその事に気付こうともお構いなしなのだ! 彼の融合動力のサイバーシャークドローンは偵察をこなし、戦闘における増援の役目も果たす。また、手持ちのブラスターにも変わる事が可能で、2本の量子魚雷を発射する。デプスチャージのビーストモードは水中の戦闘に最適化しており、深海の水圧にも耐える事が出来る。この形態での攻撃武器は、ドローンと、エイモードの前方部分に装備されたアイオニックランチャーである。中間形態であるスペースクルーザーモードでは、小期間ながら惑星軌道上にとどまる事ができる。ロボットモードでは、アイオニックディスクを胸から発射し、白兵戦においてはエネルゴカトラスを操る。防御においての彼の翼は、多くのエネルギー系ビームやミサイルに対する盾の役目をこなす。また、長期にわたる深海の作戦では、太陽転換炉として、エネルギーを蓄えておく事も出来る。デプスチャージはどのような状況下でも熟練した戦士であるが、中でも波の下での能力は並ぶものがない。
体力:6
知力:8
速度:7
耐久力:5
地位:8
勇気:10
火力:6
技能:8
ランページとの死闘のあと、エイのオジサマ、モンスター惑星内部の難民キャンプ(現在の所、そこがどんな場所だか見当もつかないまま、このコメントを書いています。)の管理をしていたんですね。
っていうか、仕事…使命感を持って取り組めることがあったんですね。
あの戦いの後、未来、あったんだ。
良かったぁぁぁっ。
はあー。でも、それもまた、別の物語。
めたろうは相変わらず優秀で便利な助手として、わーりぃ子はいねぇがー、と、デプスチャージの傍らで、彼を支えていてくれているようだし。
はあー。良かった。まあ、こんな未来もアリかと。
「命令に従え、さもなくば我輩の前から失せろ!」
相変わらず、おかたいねぇ。
体力・耐久力が乏しいのは、それなりにお年だからなんでしょうか。
エイのおじさま。どうか御身大切に、お元気で、難民キャンプの警備に励んでください。そして、怠惰な若者にびしっとカツを入れてくれる、背筋のしゃんとした頑固親父でいてください。
デプスチャージは「難民ネットワークの管理をしているキングアトラスの支援」に志願したんで、仕事は軍に所属して戦うことですね。
どっちにしても、悲願の彼方から呼び戻されたあと、生き甲斐を見つけて、元気に頑張っておられることでしょう。
コメントありがとうございます。
実のところそれほど穏やかな話ではありませんで、UNIVERSEのコミック3巻でプライマスとコンボイによってライノックスと共に復活を果たすのですが、デプスチャージは死んでようやく自分に平和が訪れたのに何故呼び戻したのかとコンボイを非難し、出ていってしまいます。
地上でユニクロンの配下に堕ちたブラックウィドーがラットルを攻撃しているのに出くわし、その場は助けますが、クモ姉ちゃんが何を企んでいるのか分からない以上まだ終わったわけじゃないと主張するラットルを残して、セイバートロン星のルスト・シーへと去ってしまいます。
コミックは、デプスチャージがルスト・シーでブラックウィドーの連れて来たピラニアロボ軍団と遭遇するところで「続く」となっていますが、キングアトラスとの出会いはその後でしょうか。
「一回でも全体のことを考えてみろよ、チームの一員になってみろよ……」というラットルの言葉に、これまで常に一匹エイだった彼も思うところがあったのかも知れません。