地位:10 勇気:10+ 火力:10+ 技能:10
「自由は全ての知的生命体の権利だ」
セクター49Gにおけるメガトロンとの対峙では、ディセプティコンのリーダー自らのアップグレードされた飛行モードと、デストロニウムミサイルの速射、そして副官スタースクリームと合体した時の超高速に対抗するため、より厚い装甲と強大な火力が求められた。ディセプティコン星間帝国の外縁部にあるミルトニアでは、オートボットとディセプティコンの最終決戦となる戦いが、激しく繰り広げられていたのである。ディセプティコンは都市や建物を破壊していった。しかし将軍オプティマスプライムと、軍曹ハウンド、エアレイド、ストレイフ、ジェットファイヤー、そしてオートボットジャズからなる直属のファイヤーストーマー大隊は、素早く、勇敢に立ち上がった。戦況はそれでもなお再び膠着状態へと陥りつつあったが、弾道をそれた一発のミサイルがエネルゴンの試験体を処理中の精製所に激突したことで一変。その結果起きた爆発はメガトロンとスタースクリーム、そして情報参謀サウンドウェーブを蒸発させ、一方で世界に開いた穴は、将軍オプティマスプライムと軍曹ハウンドを呑み込んでしまう。
アクシオム・ネクサスで再起動した将軍オプティマスプライムは、すぐに全マルチバースの保護を志す正義のリーダー達の集まり――ザ・コンボイに採用された。ザ・コンボイの他のメンバーがアクシオム・ネクサスの上層都市に滞在していたのに対し、将軍はプライムにしては珍しい外見を活かしてローテックの下層都市での任務に当たった。こうした大衆との接触により、彼はトランステック安全管理官チーターにとって貴重な道具となっていった。