地位:10 勇気:10 火力:8 技能:10
「自然の調和は、終わりなき生存闘争によって保たれるべきである」
自身の記憶が遡れる限りにおいて、ライオコンボイは構築者(ザ・ビルダーズ)から、管理する生態系の均衡を守護するよう委ねられてきた。一方で、もしマクシマルまたはプレダコンがそれぞれの敵に対して優位に立つことになれば、それが彼らの社会の衰退という結果につながることは避けられないというのが、ライオコンボイの見方である。戦争の残忍性も、彼にとっては自然淘汰の過程以外のものではない。
ライオコンボイが必ず手にしているタイフーンスタッフは、構築者よりその権威の象徴として与えられたものである。そこから間断なく発せられる催眠パルスは、半径1q以内の有機生体トランスフォーマーをすべて麻痺させる。ライオコンボイ自身にも知られていないことだが、このパルスは彼の内部のエネルゴンマトリクスにも限定的な影響を及ぼしており、構築者にも限界を完全には把握することの出来なかったその力を制限している……。