「平和とは対立がなく、正義があることだ」
プレダコン軍団の敗北に終わった先のグレートウォーのベテランであるオプティマスプライマルは、マクシマルの哲学的理想の多くを体現する存在である。彼は英雄的な人物であり、自己犠牲とも引き換えのその手腕はとどまるところを知らない。戦争と対立が自己の存在にとっての悲しむべき現実であることを理解する一方で、過去の世代の歴史的、科学的な記録を学ぶことに重点を置いてきた。長きにわたる勤めを支えてきたのは、彼の崇敬するオリジナルのオプティマスプライマルというはかりであったと、彼は信じている。標準的な戦闘プロトコルに対する広範な理解がある一方、時に慣例にとらわれない、しかし独創的な戦術を用いて、任務を成功に導いてきた。ビークルモードにおいては、ブースターによって短距離集中で最大時速350マイルで移動することが可能。ロボットモードの時は、ブースターは前方に展開してミサイルランチャーとなり、独立して2つの標的をロックすることが可能である。また、ブースターはロボットモードでの飛行にも使われる。常に戦いには備えている一方で、現在のアクサロンに乗っての探査任務が、銀河の平和と調和を目指すマクシマルにとって象徴的なものであると彼は信じている。
体力:10
知力:9.0
速度:9.0
耐久力:10
地位:10
勇気:10
火力:7.0
技能:9.0
単に「オリジナルのオプティマスプライム」(G1コンボイ)と間違えたのか、彼以前に「オリジナルのオプティマスプライマル」なる英雄的人物が存在していたのか…
プレダコンの敗北に終わったグレートウォーというのもわりと謎ですね。少なくとも劇中ではグレートウォーで敗れたのはディセプティコンとしか語られていなかったと思うので。グレートウォーの末期には既にマクシマルとプレダコンの2種族が存在していたのか、あるいはこれが誤記だとすると、プライマルにはオートボットだった時代があったのかと。
"He believes it is this balance that his idol, the original OPTIMUS PRIMAL, maintained throughout his long service."
ですから、訳自体は特に間違っているわけではないですよね。
やっぱりカードの記述の方がおかしいんじゃあ…
グレートウォーはそれ自体の定義がはっきりしていないので、何とも言えませんね。誤記の可能性まで含めると、無限の解釈ができてしまいます。
「セイバートロン星にいた頃、彼は敬愛するかつてのサイバトロン軍団総司令官コンボイ(オプティマス・プライム)にちなんで、自らコンボイ(オプティマス・プライマル)を名乗った。」
という記述があるのを見つけました。(P.82)
ついでに、その隣のページ(P.83)には、
「デストロン(プレダコン)は、敗北した旧デストロン(ディセプティコン)の灰燼の中から立ち上がった残党である。」
という記述が。
この本の内容が必ずしもオフィシャル設定というわけでもないでしょうが、
これらの記述を下敷きにしつつ間違えた(笑)可能性もなくもないかなあ、と。
アルティメイトガイドの同じ箇所の記述で、降伏勧告を受け入れたのがプレダコンともあるので、
ディセプティコン壊滅→プレダコンとして新生→すぐ降伏(グレートウォー終結)
という流れだったとも解釈できますね。
その経緯がどうであったかも気になりますが、今回のビーストウォーズ前史のように、いずれ暇な人が考えてくれる事もあるのではないかと、いちおう期待(笑)。
・グレートウォー末期に、疲弊しきったオートボットと壊滅状態のディセプティコンに代わって新興勢力のマクシマルとプレダコンが台頭。
ゴリラも新兵としてグレートウォーに参戦。
・マクシマルの英雄的人物である「オリジナル」オプティマスプライマルの活躍によって、グレートウォーは比較的短期にプレダコンの敗北に終わる。
・「オリジナル」オプティマスプライマルはその後引退、ないしは死亡。
どういう経緯でかゴリラが襲名。
こんなとこ?