2007年01月26日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#4(9)

2週間後……
(滝の周囲に木や岩で砦を築くサイバトロンたち。トルカが木材を運び、グリムロックも槌をふるっている)
プロール「どうかしたかい?レーザーバック」
(川岸に座り、水面を見つめるレーザーバック)
レーザーバック「いや、何でもない、プロール。ただ、考えていたんだ。あの向こうのどこかで、『ビーストウォーズ』は今も進行中だ」
(ドラゴンメガトロンとパワードコンボイが戦うイメージ)
レーザーバック「メガトロンがメガトロンである以上、奴は間違いなく最善を尽くして、この惑星からサイバトロンを排除しようとするだろう。そして、やがては自らの狂気をセイバートロン星へと持ち帰るんだ。奴は私の手の内にあった、プロール、奴の脅威を永久に止める事も出来たんだ。私は時の流れを尊重し、手を加えてはならないと教えられた。だが、そいつは非常に魅力的だった」
プロール「価値あるもののためさ、レーザーバック、あんたは正しかったと思うよ。こいつはあの向こうやあの時の問題じゃない、今、ここで起きていることだ。好むと好まざるとにかかわらず、これは我々のビーストウォーズだ。我々が何を為すか、いかにして立ち上がるか倒れるかが、我々を永久に定義付けることになるだろうよ」

ここは、始まりの時……?

(終)
posted by シグマ at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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