2006年10月14日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(2)

(荒野。土煙の中をレーザーバックを先頭にハウリンガー、ビーブーン、ボーンクラッシャー、ラムラス、スナールが駆けている)
ハウリンガー「トランスワープクルーザーがここに?確かなのかい?」
レーザーバック「まず間違いない、ハウリンガー。状態の方は保障できないが、我々が来る前にトリプティコン評議会が一人のエージェントをトランスワープクルーザーに乗せてこの時間帯へ送り込んだ、その事実が分かっている。完全に破壊されでもしていない限り、必要な物はそこから回収できるだろう」
ハウリンガー「必要な物っていうのは信号増幅器なんだな?」
レーザーバック「そうだ」
(レーザーバック、セイバートロン星での事を語りだす)
レーザーバック「トランスワープ転轍を行なうまで、マグマトロンの目的を作戦司令部に警告する機会がなかった。奴は自分の見事なまでの策を最後の瞬間まで秘密にしていたんだ……」

(回想)
マグマトロン「これから地球へ向かう。正確にはその有史以前の時代にな」
(クロノスフィアの設置された巨大な空間。すでにマグマトロン達はビースト形態をスキャンしている)
マグマトロン「予想していた通り、トリプティコン評議会は我々に、奴らのエージェントが為し得なかった事を求めてきた。反逆者メガトロンを連れ戻すというのがその仕事だ。だが、我々の真の目的は、軍団を集める事にある!」
レーザーバック「軍団……ですと?」
マグマトロン「現在ステイシス状態で、デストロンの印が付けられるのを待っている空欄の名簿だ。レーザーバック、やや不本意な気もするが、お前の専門技術を買って、この僅かばかりの遠征に同行させる事にした」
posted by シグマ at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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