ライオコンボイ「……君は自分一人で事を行なわなければならない」
(セイバートロン星、寂れた通り。セイバートロンモードのライオコンボイとレーザーバックが歩きながら話している)
ライオコンボイ「いいか、我々の部隊は存在せず、この論議も決してなかった事になる。君の任務はサイバトロンの司令部に認められたものではない。もし発見されたとしても、君は見捨てられ、関知されないものとなる」
レーザーバック「了解」
ライオコンボイ「公式には敵対関係は終わった事になっている。サイバトロンもデストロンもみな一つの仲の良い家族だ。だが、そうでない事を我々は知っている。メガトロンの事はどうでも良い、奴は暴発屋に過ぎない。真の敵は超党派の国事委員の中にいる」
(ハインラッド、ビッグコンボイ、マグマトロンが一つのテーブルに着いているイメージ)
レーザーバック「マグマトロン」
ライオコンボイ「そうだ、奴のような男は事を起こすのに手間取って裁判の席に座るような真似はしない。奴は仲間を集めている。何か巨大で邪悪な計画を立てている事は分かっている」
レーザーバック「そしてもしそれが急なもので、私が報告する事も間に合わなかったら?」
ライオコンボイ「その時は出来る限りの事をする。それから逃げ出すんだ」
(回想終了)