2015年07月21日

BOTCON2015:ダイアクロン軍需エキスパート/バーンアウト

体力:6 知力:7 速度:7 耐久力:8
地位:5 勇気:8 火力:9 技能:7

「技能と経験が調和へと導く」

 これまでの人生を通じて、ダイアはダイアクロン計画以外のことを知らなかった。計画が開始されたのと同じ年であり、両親が娘にそう名付けた由来でもある1982年に生まれたダイアに施された教育は、いつの日か入隊することと、メカパイロットとなるための訓練に絶えず専念するものであった。やがて彼女の大志は成就し、メカのバーンアウトとパートナーを組むこととなった。

 多様なメカの中では小型の側に入る傾向があるが、バーンアウトがヒューマノイドモードで備える武器の多さには目を見張るものがある。完全な戦闘状態となれば、バーンアウトはバルスライフルから一面を平野に変える破壊振動弾までの多くの兵器群を屹立させる。ダイアクロンの他のメカと同様、こうした兵器を標的に向けるのと同時にバランスと機動性を維持するのには、メカの中枢コンピューターの搭載された人工知能の補助を受けて調整が行われる。バーンアウトのAIはダイア本人の人格の複製で、どの点から見てもパイロットと同じように決然としていて克己的である。一方でその頑固さも同等であり、本質的には自分自身であるものと口論になってしまうのを避けるため、ダイアがボイスコマンド機能を切ってしまうことも多い。非常に口数の少ない女性であり、彼女にとってはコンピューターの補助なしにスーツを操縦するための激しい身体活動よりも、口を動かすことの方が疲れるのだ。
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2015年07月15日

BOTCON2015:オートボット前線偵察員/Sgt. ハウンド

体力:7 知力:8 速度:5 耐久力:7
地位:6 勇気:10+ 火力:4 技能:9

「慎重に気を配ることから輝かしい勝利は始まる」

 第三次サイバトロン戦争を通じてオプティマスプライムの斥候を務めた軍曹ハウンドは、残忍なディセプティコンに対するオートボットの勝利に貢献した。特殊作戦将校オートボットジャズとともに、軍曹ハウンドは将軍に対して正確な情報を提供。新たに再編成されたファイヤーストーマー隊はその情報により、メガトロンによるディセプティコン星間帝国の拡張ルートを特定し、さらなる他惑星への攻撃を阻止できたのである。戦闘は軍曹ハウンドが前もって警告していた試験エネルゴン精製所に、ディセプティコンのミサイルが打ち込まれたことで終結した。だがディセプティコンは自滅したものの、その爆発は軍曹ハウンドと将軍オプティマスプライムを、世界に生じた裂け目の中へと放り込んでしまった。
 自らの宇宙における戦争が終わったことで、軍曹ハウンドは新たな故郷での安息を捜し求めようとしていた。だがあいにく数百万年に及ぶ闘争で研がれた軍事技能と警戒能力は、彼にそれを許さなかった。将軍オプティマスプライムが安全管理官チーターの任務部隊に加わった時、軍曹ハウンドも再び上官の下に参陣したのである。思い出せることは戦争と軍務のことばかりとはいえ、優しく情の深い性格は起動した日から変わっていない。彼は多くのローテックと友人になり、その中には同じく元兵士のダイアとクラインもいた。
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2015年07月09日

BOTCON2015:オートボット総司令官/ジェネラルオプティマスプライム

体力:10 知力:10 速度:8 耐久力:10
地位:10 勇気:10+ 火力:10+ 技能:10

「自由は全ての知的生命体の権利だ」

 セクター49Gにおけるメガトロンとの対峙では、ディセプティコンのリーダー自らのアップグレードされた飛行モードと、デストロニウムミサイルの速射、そして副官スタースクリームと合体した時の超高速に対抗するため、より厚い装甲と強大な火力が求められた。ディセプティコン星間帝国の外縁部にあるミルトニアでは、オートボットとディセプティコンの最終決戦となる戦いが、激しく繰り広げられていたのである。ディセプティコンは都市や建物を破壊していった。しかし将軍オプティマスプライムと、軍曹ハウンド、エアレイド、ストレイフ、ジェットファイヤー、そしてオートボットジャズからなる直属のファイヤーストーマー大隊は、素早く、勇敢に立ち上がった。戦況はそれでもなお再び膠着状態へと陥りつつあったが、弾道をそれた一発のミサイルがエネルゴンの試験体を処理中の精製所に激突したことで一変。その結果起きた爆発はメガトロンとスタースクリーム、そして情報参謀サウンドウェーブを蒸発させ、一方で世界に開いた穴は、将軍オプティマスプライムと軍曹ハウンドを呑み込んでしまう。
 アクシオム・ネクサスで再起動した将軍オプティマスプライムは、すぐに全マルチバースの保護を志す正義のリーダー達の集まり――ザ・コンボイに採用された。ザ・コンボイの他のメンバーがアクシオム・ネクサスの上層都市に滞在していたのに対し、将軍はプライムにしては珍しい外見を活かしてローテックの下層都市での任務に当たった。こうした大衆との接触により、彼はトランステック安全管理官チーターにとって貴重な道具となっていった。
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