(アークの墜落した山の麓に作られたサイバトロンの基地。入り口から外に出てきたパワードコンボイとライノックス、チータス(メタルス))
チータス「どうしたんだよコンボイ。びっくりしちゃったじゃん!」
パワードコンボイ「何かを感じたんだ、チータス。どこか覚えがあるような、だが同時に、あってはならないような」
チータス「うーん、そんな具体的なものじゃないみたいに言ってくれないかな?だって、ここには何もないじゃん」
ライノックス「率直に言うとね、コンボイ、あれだけの大変身をこの前したばかりだし、たぶん……幻でも見たんだな」
(彼らに認識されないところで、その脇をすり抜けていくレーザーバック、オプティマスマイナー、ボーンクラッシャー、スナール)
オプティマスマイナー「おかしな感じだぜ!オイラ達がここにいて、あいつらもあそこにいるのに、本当は……別の場所にいるなんて」
レーザーバック「時間的転置状態だよ、オプティマスマイナー。我々が入ってきた局地的時間流は、1〜2ナノクリック、地球の過去にいる他のサイバトロンやデストロンとは同期がずれている。リフォーマットされたプロトフォームにも、同じ時間相が適用された」
ボーンクラッシャー「それでマグマトロンが汚い真似をして立ち去る事が出来るって訳だ……時間と空間にさざ波ほどの干渉も起こさずにな」
レーザーバック「その通りだ。そして、それを失敗に終わらせられるかどうかは、我々の肩にかかってくる」