2006年10月31日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#3(5)

アーク:
(コンソールの中に潜って部品を探すレーザーバック。それを見守るオプティマスマイナーとボーンクラッシャー)
オプティマスマイナー「どんな感じだい?」
レーザーバック「これまでのところは上々だ。モノは古臭いが、対応は可能。のようだ」
ボーンクラッシャー「のようだ?」
レーザーバック「電力定格を正確に再測定する事は無理だ。よって、トランスワープ増幅器が焼け切るまで、おそらく3〜4ナノクリックしか通信時間はない」
オプティマスマイナー「メッセージは簡潔に、って事か……」
ボーンクラッシャー「それにまず正確に、だ!」
レーザーバック「そうだ」
(体をコンソールの下から出すレーザーバック)
レーザーバック「ところでスナールはどこだ?」
ボーンクラッシャー「あの坊やか、1ナノクリックもじっとしていられないようだな」
レーザーバック「物見遊山をしている時間は無いんだぞ。こうして喋っている間にも、マグマトロンは……」
スナール「真っ直ぐ向かってるぜ。ここから西の方角にある防備を固めた陣地に」
(レーザーバックのすぐ横に、透明化を解いたスナールが姿を現す)
レーザーバック「うわ!スナール!そういうのはやめろって!で、何でそれが分かったんだ?」
(ロボットモードに変形するスナール。手には小型の端末を持っている)
スナール「俺様のちょっとした技術的なお遊びでね、戦術ステーションを立ち上げて高高度センサードローンを打ち上げてみたんだ。こいつは見逃さないぜ」
(スナールの後ろから端末を覗き込むレーザーバックとオプティマスマイナー)
レーザーバック「西の方角といったな?そっちには……」
スナール「ほら、自分で見なよ」
(端末の画面。メガトロンの基地に三体のデストロンが接近しているアイコンが表示されている)
レーザーバック「まさか、奴は……メガトロンを狙っているのか!」
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2006年10月30日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#3(4)

中西部:
(ジャングルの中、墜落したポッドを前にするマグマトロン、イグナー、ドリルビット)
イグナー「マグマトロン様、いかがで?」
マグマトロン「完璧だ、イグナー。ブランクのプロトフォームに、搭載されたナノ複製装置がまだ生きている。ドリルビット、スパークのコアを」
ドリルビット「ただのにゃんこじゃありませんぜ、こいつは。ええ、我々だけでは扱いきれないのでは?」
マグマトロン「普通ならば可能だ。もっとも、我々の帰還が既に遅れている事で、セイバートロン星のトリプティコン評議会が待ちかねている。今、疑念を解く唯一の方法は、与えられた任務を遂行して満足させてやる事だけだ。こいつが掃除をしてくれている間にな」
(スパークコアをポッドにセットするマグマトロン)
イグナー「信頼は出来るので?つまり、無駄にトリプティコン・エージェントと呼ばれていた奴じゃないって事です」
(ポッドのスキャナーが作動する)
マグマトロン「その二つ名に惑わされるな。奴は自分の昇進を叶えてくれる者なら誰にでも仕える男だ。レーザーバックがどんな穴に潜り込もうと追跡し、我々の長期計画に対して奴が引き起こす脅威を無力化できる者は、他に考えられん」
(ポッドが強烈な光を放つ)
マグマトロン「新旧デストロンの要素を併せ持ち、セイバートロン星のグレートウォーとその後一連の生き残りだ。このような有能な原材を、無駄にする訳にはいかん!」
(ポッドからの煙が晴れ、漆黒の脚が音なく地面に降ろされる)
マグマトロン「目覚めよ……ジャガー!」
(トランスメタル2のボディ(ビーストモード)で立ち上がるジャガー)
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2006年10月28日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#3(3)

(左脚を食いちぎられたパワーピンチが飛ばされてくる)
スカージ「ちくしょう!パワーピンチが……いや、奴の大部分だが」
クワガイガー「早く!ここから……」
(背中を出して浮いたパワーハッグが沼地を流されていく)
クワガイガー「うわ、わわわわ……し、質問だ、スカージ……一体追い詰めているのはどっちなんだ?」
(先行していたトランスキュート、後方の混乱に気づく事なく、倒木に止まった白いフクロウの背後に狙いを定める)
トランスキュート「奇襲ぅぅ攻撃ぃぃぃ!」
(その瞬間、振り返るフクロウ)
アイスバード「去ね……我らに……関わるな!」
(フクロウから白熊へ変形し、トランスキュートに襲いかかるアイスバード)
アイスバード「この地は我らのもの!サイバトロンもデストロンもない、ミュータントだけのものだ!」
トランスキュート「ぃぁぁぁぁ……」
(背後を振り返らずに沼地から逃走するスカージとクワガイガー)
スカージ「こ、この地区には……何にも無かった、な」
クワガイガー「あ、ああ、報告する事は何もねえ」
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2006年10月27日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#3(2)

(火山内部。サイバトロンが設置した基地の下を通るレーザーバック達)
レーザーバック「唯一の勝算は、セイバートロン星に警告メッセージを届ける事だけだ。だがその前に、回収したトランスワープ信号増幅器をリペアする必要がある。つまり道具とスペアパーツだ」
スナール「えーと、レーザーバック、今いるサイバトロンの予備システムから必要なものを引っぺがしてくるっていうのはダメなのか?その方が技術的にもやり易いと思うんだけど……」
レーザーバック「駄目だ、スナール、それでは気付かれてしまう。時間構造体に連鎖反応を引き起こす可能性もある。必要な物は全て、アークから持っていくんだ!」

南西部
(樹や草の生い茂った沼地。トランスキュートに率いられ、スカージ、レットラックス、パワーピンチ、クワガイガーがやって来る)
スカージ「やれやれ、まったく何て星だい!やな感じが募るばかりだ」
トランスキュート「いやぁぁぁ、俺ぁ何だか故郷に帰ったような気がするぜぇぇぇ」
クワガイガー「トランスキュートさん、道は確かなんですかい?サイバトロンの基準にしても、ここは故郷と呼ぶには気が滅入る場所なんすがね」
トランスキュート「確か確かぁぁ、クワガイガー、ほぅぅら、真っ直ぐ奴らに近づいているってぇぇぇ!」
(トランスキュートの視線の先に、木々の間を飛ぶ白いフクロウの後ろ姿)
トランスキュート「マグマトロン様ぁ人数をお望みだぁ」
(ビーストモードのまま砲撃を開始するトランスキュート)
トランスキュート「まぁ失望させる事ぁないだろうがぁぁ!」
スカージ「よし来た……俺はこのために契約してやったんだ!」
(レットラックス、スカージも砲撃を始める)
(ふと、足元の沼に何かの気配を感じるレットラックス)
レットラックス「ちょ、ちょっと待った!まさか……」
(沼の中から現れた怪魚がサソリに変形し、その毒針でレットラックスを刺す)
レットラックス「ぎゃあああ!」
パワーピンチ「レットラックス?みんな、聞いてくれ、奴らはこの中にいる。俺達のすぐそばに。奴らは……うわぁぁぁぁっ!」
(警告しようとしたパワーピンチの背後に一匹のワニが浮き上がり、その左脚に食いつく)
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2006年10月26日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#3(1)

地球。紀元前約10,000年:

(アークの墜落した山の麓に作られたサイバトロンの基地。入り口から外に出てきたパワードコンボイとライノックス、チータス(メタルス))

チータス「どうしたんだよコンボイ。びっくりしちゃったじゃん!」
パワードコンボイ「何かを感じたんだ、チータス。どこか覚えがあるような、だが同時に、あってはならないような」
チータス「うーん、そんな具体的なものじゃないみたいに言ってくれないかな?だって、ここには何もないじゃん」
ライノックス「率直に言うとね、コンボイ、あれだけの大変身をこの前したばかりだし、たぶん……幻でも見たんだな」

(彼らに認識されないところで、その脇をすり抜けていくレーザーバック、オプティマスマイナー、ボーンクラッシャー、スナール)
オプティマスマイナー「おかしな感じだぜ!オイラ達がここにいて、あいつらもあそこにいるのに、本当は……別の場所にいるなんて」
レーザーバック「時間的転置状態だよ、オプティマスマイナー。我々が入ってきた局地的時間流は、1〜2ナノクリック、地球の過去にいる他のサイバトロンやデストロンとは同期がずれている。リフォーマットされたプロトフォームにも、同じ時間相が適用された」
ボーンクラッシャー「それでマグマトロンが汚い真似をして立ち去る事が出来るって訳だ……時間と空間にさざ波ほどの干渉も起こさずにな」
レーザーバック「その通りだ。そして、それを失敗に終わらせられるかどうかは、我々の肩にかかってくる」
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2006年10月25日

BW10th:プレダコンタランチュラス

プレダコンのタランチュラスは、裏切りの権化そのものである。プレダコンのスパイとして、彼は全面的に、時が来た時にはメガトロンを裏切り、破壊するつもりである。しかし、この悪臭のする泥玉の惑星に取り残されて以来、彼の企みと野望は増大していった。謎の存在ヴォークのエイリアン技術との接触は、彼に真の力の味を教え、それを自らのものとして手に入れるためには、彼はどんな事でもやってのけるであろう。

体力:4
知力:10
速度:7
耐久力:6
地位:8
勇気:4
火力:6
技能:9
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2006年10月24日

BW10th:ダイノボット

心の底からの戦士であるダイノボットは、戦闘に勝利するという名誉のためだけに生きている。メガトロンの強欲と卑劣に愛想を尽かし、マクシマルのリーダーに命の借りを負った彼は、オプティマスプライマルのもとに加わった。何人かのマクシマルからは決して全面的な信頼を得る事がかなわなかったダイノボットだが、その強固な仁義と達観した気性は、常に彼に勝利への道を切り開いた。彼はビーストウォーズに散った多くの者の一人であり、圧倒的なプレダコンの攻撃に対して勇敢に戦い、自らの命を投げ打ったのである。

体力:8
知力:7
速度:9
耐久力:9
地位:6
勇気:9
火力:6
技能:9
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2006年10月23日

BW10th:ライノックス

マクシマルのナンバー2で科学士官主任でもあるライノックスは、戦いに参加するよりもアクサロンの艦上にある自分の部署で待機する事を好む。しかし、だからと言って、彼は戦う事が出来ないという事ではない。それどころか、三重装甲の皮膚と膨大な量の中距離及び接近戦用の武器によって、彼はいかに頑強な敵にとっても危険な相手となっている。ライノックスがマクシマルの防衛の最終線上にいるのにはもっともな理由がある。外辺部が突破され、全ての武器システムがダウンした後でも、これまで誰一人として彼の前を通過できた者はいないのだ。

体力:9
知力:8
速度:3
耐久力:9
地位:8
勇気:10
火力:6
技能:6
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2006年10月22日

ビーズとウォーズ ザ・ギャザリング#2(9)

エピローグ2:

(トランスワープクルーザーの周辺)
スピッター「マグマトロン様は何と?」
ドリルビット「あまり話されない。増幅器を奪われた事を話した時に僅かに唸られたくらいだ。どうも安心する気にはなれないんだがな」
スピッター「俺もだ。嵐の前の静けさなんじゃないかって気がしてならないぜ」
(2人の前に何かの残骸が放り投げられてくる)
ドリルビット「おおっ、何だ?」
スピッター「誰だ?」
マグマトロン「かつてトリプティコンのエージェントであった者の遺骸だ」
スピッター「ひぇー、轢死体ですかい」
マグマトロン「おそらく、おそらくそうではあるまい。ジャガーのボディは確かに衝突に耐えられなかったが、奴のスパークのコアは生き残った。あるいはこの戦いに求められているのは、旧デストロンのドグマの一端なのかも知れぬな!」
(マグマトロンの手に握られるスパークの光)

(#2終)
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2006年10月21日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(8)

(なおも道を塞ごうとするシーサウルスに体当たりして突破するレーザーバック。崩れる崖を背に走るサイバトロン。ビーブーンはボーンクラッシャーに背負われている)
(ハウリンガー、後ろを振り返って)
ハウリンガー「これで奴らを倒したのかな?」
レーザーバック「今のところはな」
ハウリンガー「何だって?でも……」
レーザーバック「奴は戻って来る。もっと悪い状況からも生き延びてきた男だ。だが今、重要なのはトランスワープ増幅器だ!」

(トランスワープクルーザー内部)
ドリルビット「さあ口を大きく開けなよサイバトロン。で、『ぎゃぁぁっ!』って叫んでみな」
(その背後に透明化したスナールが銃口を向ける)
ドリルビット「ぎゃぁぁっ!」
(背中に穴を開けて倒れるドリルビット)
オプティマスマイナー「ほんのちょこっとでも警告してあげれば良かったのに」
スナール「おいおい、それがお礼の言葉かよ?俺が撃たなきゃこの虫野郎に風穴開けられてたぜ」

エピローグ1:
(洞窟の中。確保したトランスワープ増幅器を囲むサイバトロン。ビーブーンは横たわり、ラムラスは少し離れたところにいる)
スナール「どうだ?」
レーザーバック「壊れているな」
スナール「あれだけ苦労して、手に入れたのがこれかよ!」
レーザーバック「だが修理は可能だ。恐らくな。適した道具と部品があれば」
ボーンクラッシャー「上等だ。当たり前の事は言いたくないんだが、この時代に技術文明なんてあり得ないだろうが」
レーザーバック「忘れているぞ、ボーンクラッシャー。300万年ほど前にこの地球に墜落したちっぽけなセイバートロン星の欠片の事を。必要なものは全て、アークの中に見つけられる筈だ」
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2006年10月20日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(7)

(トランスワープクルーザー内部)
オプティマスマイナー「トランスワープ増幅器、トランスワープ増幅器と……どんな形のやつか訊いとくべきだったな」
ドリルビット「そいつはな……」
(背後から現れたドリルビット。左手にはトランスワープ増幅器を持っている)
ドリルビット「こぉんな形のやつだぜ!こいつを頂いて、さっさとずらかっても良かったんだが……」
(右手のドリルを回転させるドリルビット)
ドリルビット「それじゃあ面白くねえだろ?」

(谷底。追い詰められ、両手を挙げてみせるレーザーバック)
ランドサウルス「おいおい、他の者はともかく、お前なら降伏が選択肢にないことくらい分かるだろう」
レーザーバック「マグマトロン、お前の惨めな存在に免じて一度だけ言うが、やってみな、でなきゃ黙ってるんだな!」
(レーザーバック背中の銃を上に発砲)
ランドサウルス「何?」
(レーザーバックの砲撃で上方の岩が崩れ轟音を立てる)
ランドサウルス「おお」
(崩れてきた岩の下敷きになるランドサウルス、その隙にビーストモードに変形したレーザーバックが走る)
レーザーバック「ハウリンガー、ボーンクラッシャー……」
(ランドサウルスの受けたダメージがスカイサウルス、シーサウルスにも苦痛をもたらす)
スカイサウルス「うおおっ!」
シーサウルス「ぎゃあっ!」
レーザーバック「走れ!」
(レーザーバックとともに脱出するハウリンガーとボーンクラッシャー)
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2006年10月19日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(6)

(トランスワープクルーザーの墜落場所近く。先行していたオプティマスマイナー)

オプティマスマイナー「わお!あいつが、あのトランスワープクルーザーとかいうどえらいやつか。まあでも今は……」
(船内に跳び移るオプティマスマイナー)
オプティマスマイナー「オイラが頂くけどね!」
(船内を見渡すオプティマスマイナー)
オプティマスマイナー「それに……どうやら頂きに来たのはオイラが一番乗りみたいだ」

(谷底。ランドサウルスの強烈な一撃をかわしながら、ロボットモードに変形するレーザーバック)
レーザーバック「やぁ!おっと!」
(体勢を立て直し背中の銃でランドサウルスを攻撃するレーザーバック。しかし効果はない)
ランドサウルス「それで終わりか?まあそんなところだろう」
(ボーンクラッシャー、ハウリンガーもそれぞれスカイサウルス、シーサウルスから逃れるのに精一杯の状態)
ランドサウルス「奴らに期待するな、レーザーバック。お前を助ける事など出来ん、誰もな」
(谷の壁に追い詰められるレーザーバック)
ランドサウルス「儂に対する裏切りを選んだ以上、お前は自らの破滅を選んだも同然なのだ!」
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2006年10月18日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(5)

(しばらく睨みあうレーザーバックとビーブーン)
ビーブーン「分かった。やろう」
スナール「いいねえ。俺も暴れる準備はオーケーだぜ!」
レーザーバック「スナール、待った。ビーブーンの言う事にも一理ある。もし私がこれでうまく連絡がとれればそうするだろうし、おそらくはマグマトロンも行なう筈だ!」
スナールおいおい、俺は積極的すぎるかも知れないが、バカじゃあないぜ!」
(スナール、透明化して周囲の背景に溶け込む)
レーザーバック「なるほど。後はこの嫌な予感を振り払えればいいのだが……どうも既に手遅れなんじゃないかとね」
(谷に向かって降下してくるスカイサウルスの姿)

(谷の上、斥候に来ていたラムラス)

ラムラス「この辺りじゃ最高の眺めを目指して、この新たなイカしたビーストモードの行くところ、こんなのは朝飯前って感じだな」
スピッター「自慢話かサイバトロン、胡散臭いねえ」
ラムラス「誰だ?」
スピッター「驕れるものは久しからずって言うだろ!」
(スピッター、舌を伸ばして攻撃。毒電流に侵されたラムラスは崖の上から落ちてしまう)
(谷底)
ハウリンガー「ラムラス!」
レーザーバック「奴らもいたか!全員、近くに固まれ、戦闘態勢だ」
ボーンクラッシャー「待て、ビーブーンはどこだ?」
ハウリンガー「あいつはちょっと先の方だ!俺は見ていないが……」
(その時、前方から投げ飛ばされたビーブーンが倒れてくる)
ボーンクラッシャー「ビーブーン!」
(その向こうから現れるランドサウルス)
ランドサウルス「新しいお友達は見つかったかな、レーザーバック?そいつは結構」
(レーザーバック達の後方から現れるスカイサウルスとシーサウルス)
スカイサウルス「まとめて」
シーサウルス「あの世に送ってやろう」
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2006年10月16日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(4)

(かつてアクサロンのあった場所の近く。峡谷の下を流れる川を眺めるマグマトロンとそれに従うドリルビット、スピッター)
ドリルビット「ここがジャガーの奴のくたばった所ですって?」
マグマトロン「そう考えている。タランスから評議会への最後の報告では、アクサロンに対する全面的な攻撃があったと言っていた。実に惜しい事だ。奴が自分の利益のために我々と情報の交換をする事に同意していなければ、我々はそもそもここにはいなかったのだからな。ビーストモード!」
(マグマトロン、3体の恐竜に分離。スピッター、ドリルビットもそれぞれビーストモードに変形)
マグマトロン「ジャガーのトランスワープクルーザーが最後に眠っている場所は、ここから半径20クリックのどこかにある筈だ。ならばこうしよう……分断して攻略するのだ!」
(それぞれ別の方向へ走る3体の恐竜と部下達)

(切り立った狭い谷底。レーザーバックとその仲間達が進む)
レーザーバック「よし、マグマトロンによれば、ここがトリプティコンのエージェントとの交信が途絶えた場所だそうだ。これから……」
ビーブーン「レーザーバックさんよ、待ちな!」
(歩みを止めるサイバトロン達)
ビーブーン「ここで信頼しろっていうのは危険な賭けじゃないかね。あんたが連れてきてくれたのは、どんなに良く見ても戦闘状況、悪くすれば待ち伏せを受けるところだ。それに俺のセンサーには、あんたからまだデストロンの金切り声がするんだがね!」
(ビーブーンのスキャンイメージ。レーザーバックの体内のスパークに危険を表す爆弾のマークが表示されている)
レーザーバック「その通りだ、ビーブーン。君達には私の言う事をそっくりそのまま信じてもらうしかない。私のスパークの共鳴サインはセイバートロン星において亜分子レベルで転換されている。ここでそれを戻す事は出来ない。現在そんな事をしている余裕は無い筈だ。我々には時間も無い。もし今行動しなければ、そのツケを払うのはセイバートロン星にいるサイバトロン達なんだ!分かるか?」
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2006年10月15日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(3)

マグマトロン「儂の特注に合わせてお前が開発してきた全惑星型送信アンテナは、単なる戦術的即興の産物ではない。はるかに重要な、例えるなら火花を炎にするものなのだ」
(回想終わり)

(荒野。ボーンクラッシャーの上にはいつの間にかオプティマスマイナーが乗っている)
レーザーバック「私に何が出来た?出来たのは奴らの記念すべき企みに付き合って、その作業の中にサーボレンチを投げ込むのに最善を尽くす事だけだ」
ハウリンガー「それがアンタのやった事ってか?つまり……俺達がその生きた証拠だと」
レーザーバック「出来る限りの事はした。低レベルのウイルスコードを起動シグナルに乗せたんだ。それ以上浸透力の強いものの場合、送信装置の本体に組み込まれたファイアーウォールに引っかかる恐れがあった」
ラムラス「それで、これからどうする?たった7人で、それでもなお数の多いマグマトロンのデストロンに挑む気か?丘に上がる苦労っていうのは嫌いじゃないが、山となるときつすぎるぜ!」
レーザーバック「サイバトロンはもっと多い筈なんだ、ラムラス。分からない……何故他の者達は私の出動の呼びかけに答えないんだ」

(別の荒野。巨体を持て余すトルカに綱を付けて引っ張り上げるスティンクボム、ケーナイン、アルマー、バンター、ノクトロ)
(入り江。強い波に逆らって進むサイバーシャークとクロージョー)
(雲海の上。エアハンマー、ソナー、プロール、ナイトグライダーが空を飛ぶ)
(オーロラの下、一人歩くホワイトクロー)
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2006年10月14日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(2)

(荒野。土煙の中をレーザーバックを先頭にハウリンガー、ビーブーン、ボーンクラッシャー、ラムラス、スナールが駆けている)
ハウリンガー「トランスワープクルーザーがここに?確かなのかい?」
レーザーバック「まず間違いない、ハウリンガー。状態の方は保障できないが、我々が来る前にトリプティコン評議会が一人のエージェントをトランスワープクルーザーに乗せてこの時間帯へ送り込んだ、その事実が分かっている。完全に破壊されでもしていない限り、必要な物はそこから回収できるだろう」
ハウリンガー「必要な物っていうのは信号増幅器なんだな?」
レーザーバック「そうだ」
(レーザーバック、セイバートロン星での事を語りだす)
レーザーバック「トランスワープ転轍を行なうまで、マグマトロンの目的を作戦司令部に警告する機会がなかった。奴は自分の見事なまでの策を最後の瞬間まで秘密にしていたんだ……」

(回想)
マグマトロン「これから地球へ向かう。正確にはその有史以前の時代にな」
(クロノスフィアの設置された巨大な空間。すでにマグマトロン達はビースト形態をスキャンしている)
マグマトロン「予想していた通り、トリプティコン評議会は我々に、奴らのエージェントが為し得なかった事を求めてきた。反逆者メガトロンを連れ戻すというのがその仕事だ。だが、我々の真の目的は、軍団を集める事にある!」
レーザーバック「軍団……ですと?」
マグマトロン「現在ステイシス状態で、デストロンの印が付けられるのを待っている空欄の名簿だ。レーザーバック、やや不本意な気もするが、お前の専門技術を買って、この僅かばかりの遠征に同行させる事にした」
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2006年10月13日

ビーストウォーズ ザ・ギャザリング#2(1)

地球。紀元前約10,000年

(新たなデストロンメンバー。ジェットストーム、バズソー、レーザービーク、スカベンジャー、レットラックス、スカイシャドウ、インジェクター、スナッパー、レーザークロー、パワーピンチ、テラゲーター、バズクローが並ぶ)
マグマトロン「デストロン諸君、我々は交戦中だ!」
(向かって立つマグマトロン、マンテラー、トランスキュート、イグナー、ドリルビット、スピッターというセイバートロン星からのデストロン)
マグマトロン「戦場は時間の穴の中に取り残されたこの惑星だが、勝利した暁には、輝かしきセイバートロン星そのものが手に入る!裏切り者のレーザーバックは、確かに儂の最初の一手に痛烈な打撃を加えてくれた。だが、儂の取柄は臨機応変なところだ。人数は予定より少なくなったとはいえ、ここにいる我々及びセイバートロン星で準備を整えている者達は、サイバトロンの支配体制を覆し、我らが栄光の権利を取り戻すのに十分な強さを備えた軍団であると、儂は信じている!だが、今は、より局地的な問題に取り掛からねばならん!」
テラゲーター「だったら、奴らが何処にいるか教えて下せぇ!」
マグマトロン「いいだろう、ここにいるイグナーがお前達を戦術的に組織する。しっかり狩るのだぞ!」
イグナー「ジェットストーム、バズクロー、スカイシャドー、レーザービーク、お前達は自分と一緒に来い」
マグマトロン「ドリルビット、スピッター」
ドリルビット「マグマトロン様?」
マグマトロン「かくも徹底的に疑わせぬように我々の組織の中に入り込めたという事からして、レーザーバックは到底油断できる相手ではない。奴は必ずセイバートロン星と連絡を取ろうとするだろう。その企みは阻止せねばならん」
ドリルビット「しかし、どうやって?」
マグマトロン「時間と空間を越えて送信するからには、奴はトランスワープ信号増幅器を必要とする筈。儂の知識が正しければ、現在ある選択肢、可能性のある目的地は一つしかない……」
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2006年10月11日

TITANIUM:オプティマスプライム

 グラビタスおよびエンシェント議会のメンバー達は語った。オートボットの命運は、オプトロニクスという記録員の双肩にかかる事が決まっていたのだと。最初のうちはオプトロニクスはこの大いなる責任を引き受ける事を渋っていたが、やがて彼は全トランスフォーマーにとっての破滅的な危険がかかわる事を理解していく。

 オプトロニクスはマトリクスの力を授けられると、オプティマスプライムというリーダーとしての名前を与えられた。それは、ディセプティコンとの戦争だけではなく、彼らの内に存在する自滅的な戦争から逃れるために、オートボットがサイバートロン星から去るのを彼が導かねばならないという天啓であった。時空の境界にまたがったメガトロンとの壮絶な戦いの後、オプティマスは、やがて進歩し、彼の種族の最も絶望的な時に必要とされるリーダーシップをもたらすパワーが自らの内にある事に気が付く。

体力:10
知力:10
速度:6
耐久力:8
地位:10
勇気:8
火力:7
技能:8

特記事項
故センチネルプライムよりマトリクスを継承
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2006年10月10日

TITANIUM:サンダークラッカー

 サンダークラッカーは彼独特の音響能力によってその名が付けられた。低い高度とスピードにおいても、彼はエンジンのインテークを通じて極度に圧縮された空気のパルスを押し出し、一気に加速する事と、強化ガラスを粉砕し無防備なオーディオ器官を聾するソニックブームを発生させる事を可能とする。彼はまた、自らのソニックブームを調整して、標的の感覚プロセッサーに影響を及ぼす事が可能であり、パニックや恐怖を引き起こす。

 メガトロン自らによってディセプティコン運動に登用され、スタースクリーム麾下の精鋭、シーカー大隊に配属されたサンダークラッカーは、サイバートロン星においても地球においても、恐ろしく有能な戦士である事を自ら証明した。同僚のシーカーであるスカイワープと並んで、彼はオルティヘックスにあったオートボットの拠点を攻撃、破壊し、同様にプロティヘックスを破壊する事にもほぼ成功した。

体力:7
知力:7
速度:9
耐久力:7
地位:5
勇気:5
火力:8
技能:7

特記事項
周波数を調整したソニックブーム
posted by シグマ at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | テックスペック:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

TITANIUM:メガトロン

 メガトロンは愚か者には容赦しない。にもかかわらず今ここに、彼はマトリクスの力によって、にたにたと笑うフードをかぶった自慢家の人間の命令に従う事を強制されてしまっているのだ。しかし、忍耐がなければメガトロンの存在は無価値である。それまでは金切り声の間抜けなコブラコマンダーに、装飾品や財宝を集めさせてやれば良い。メガトロンは注意深く見守り、反撃の時を待つだろう。

 彼のチャンスは驚くべき事に、オートボットによってもたらされた。彼らとG.I.ジョーの共同作戦が、コブラの外部防衛施設を壊滅させたのだ。コブラコマンダーの気違いじみた戦術によって、自らの兵士達が焦熱地獄へと送り込まれるうちに、メガトロンは一つの欲求を心の前面に抱いた。そして彼はオートボットがたどり着く前に、自分を苦しめてきた者が息絶え、マトリクスが自らの手の内にあるのを見る事になるのである。

体力:10
知力:9
速度:5
耐久力:9
地位:10
勇気:10
火力:8
技能:7

特記事項
以前にセンチネルプライムを撃破
posted by シグマ at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | テックスペック:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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